スパイラル＆ツイスト 実写版

極寒ですねぇ 今日はお外もパラパラと雪が舞っています
皆さん、もうお正月ワールドから普通の生活へ抜け出た頃でしょうか…

とあるお暇な時間で一人パーマのお勉強をしてみました！
今回は特殊系パーマです。
左右で、やり方を変えてやってみました。


向かって左側：
　
ロッドを用いて根元から巻きつける、業界用語で言えばスパイラルという巻き方です。

向かって右側：
　
ピンを用いて、髪の毛束をねじってねじりまくりでさいごコットン＆ピンでとめるという、業界用語でいうツイストですね。





上の写真の右側の詳細がこちら↓↓




正式名称　『ツイストタイトロープ』


　
正方形ぎみにベースをとったら２つにわけて(毛束感は２本同じくらいにする)、一本一本をまず同じ向きにきつめにねじり、ねじったものがゆるまないように、さっきと逆方向に２本を１本にねじっていき、毛先をコットンでくるみ、シングルピンでダンボール紙を細く切ったものにとめていきます。

耳の後ろも一緒ですね。





上の写真の向かって左側の後ろの襟足です↓↓



正式名称　『ツイストスパイラル』

正方形気味に毛束をとりましたら、そのままねじり、根元にロッドを置きまして毛束の根元からロッドにグルグル巻きつけて、毛先をペーパー＆ゴムでとめます。

ここは、バックサイドのネープ側と言って、下から２段までは９ミリの緑のロッドで巻き巻き。



私の手です。そんなに見ないで下さい(笑)




その上を、１２ミリのピンクロッドでさっきと同じく巻き巻き。





※だいたい、カラーやパーマ、縮毛矯正などの薬剤を使うときは、ネープ(襟足側)から、塗るんです！
額の産毛が生えているとこ(眉毛の山の延長線)や、つむじ周辺は体温があったり、毛が細いなどで、そまりやすかったり、かかりやすいんです。(個人差あります)

逆に、襟足、ぼんのくぼらへん(首の骨始まり？へこんでるとこ)、もみ上げは染まりにくいわ、かかりづらいわなんです。(個人差あります)





ピンクの上が、ブルー？群青？の１５ミリのロッドで巻き巻き。

このへんまで巻いたら、だんだん飽きてきまして(笑)

『はぁ…お客さん困りますよ～？こんな大変なことオーダーしてくれちゃって～…店長ぉ(旦那に向かって…)このお客さん、手ごわいんですわ…もう二度とくるなと言ってくださいよぉ～』

などとだんだん壊れてきました…
このお人形さん、なにもしゃべらないので、調子に乗っていろいろ話かけちゃうんですよね…(笑)

今日はいいお天気ですねぇ…
今日はどこからお越しで？(普段お客さんには聞きませんよ)
なぁんて、聞きたい放題(笑)もちろん返事は返ってこないので、裏声になって、『おぉ！わぁたし～アンメリカからきましたジョセリーヌでぇす。』なんて、お人形さんが言ったように仕掛け、外人にしちゃいます…



バックサイドの頂上に、１９ミリの黄緑ロッドでしめました。





さてどんな大きさに育ってくれますかなぁ…
育つより、形成って感じっすけど。


結構根元から２５センチくらい毛の長さはありますが、黄緑ロッドで巻き巻きしたら、一回転半でしたね。








耳の上(サイド)はねじりなしで、右向き～左向き～交互に、根元から巻きつけます。







ツイストタイトロープとかツイストスパイラルとかの『ツイスト』って『ねじる』って意味合いなんです。

ねじってないので私はこのまき方を、『たて巻きの根元巻き』って言ってます。
店長はスパイラルと言います。たぶんただのスパイラルでいいんでしょう…。





前髪もなんかしたくなって、ピンで毛先を一回転してコットン＆ピンでとめて左から右へ受け流してみます…


よく前髪流したい、でも前髪邪魔だからみじかくして、と言われます。それって鋏だけでは、無理に近い注文なんです。

生え癖や普段邪魔だからどけたりするときの配置などでついた癖には勝てません。

ビジュアルをとるか、生活をとるか…の究極な選択になります。

そんなあなた！
若干短くして、ながすようにしたいんであれば←写真のような前髪パーマオススメですｙｏ！

結果が出てから、オススメしたほうがやってみたくなりますよね★

さぁどんな結果になるでしょうか…？？？
次回こうご期待！！