シャンプー剤の分類

ちょっとあたたくなった気がするこの頃です…

私の頭だけかな？

さてさて、よくお客さんに、

『シャンプーって何がいいんですか？』

って聞かれます。

皆さんそりゃ、知識を得たくて、無知の状態で聞いてるから、

仕方ありませんが、

一概に、どこのメーカーの、ホニャララっていうシャンプーがいいですよ？？

なぁ～んて、堂々と言えないのが実情です…

・頭皮がベタベタしてて…フケがすごい…
・頭皮が乾燥して…かゆい…
・最近抜け毛が…

・パーマやカラーして毛がパサパサ…
・枝毛が…
・ボリュームがほしい…
・しっとりボリュームおさえたい…
・サラサラツルツルになりたい…

それぞれ、皆さんがお持ちの悩みに答えて始めて、お客様に合った良いシャンプーはコチラですよ…といえます。

人それぞれ肌質、髪質は違いますからね。
だから、人にオススメされても、自分は合わなかった…と思ったこともあるとおもいます。あの人はいいって言ってたから、こんだけお金出したのに…なんて不愉快すら感じてしまうこともあるかもしれません。

だから、個人で自分に合ったシャンプーを見つけることをおすすめします。
いい物件を見つけたいから、不動産屋さんに行く…
そんな感じで、安全で自分に合った、信頼のおけるシャンプーを見つける窓口になれたら…と思います。

当店はこのブランドしか売ってないから、これしか売りませんけど？じゃなく、
今発売されている世の中の商品から、お客様に合ったものをご紹介させていただきたいと当店は考えております。

あなたのパートナーになるシャンプーに出会うまで、少し時間を要してしまう場合もあるとおもいます。

そこで、世の中にあるシャンプーの分類をご紹介させていただきます。
ご家庭にあるシャンプーと照らし合わせてご覧下さい。

まず、表示成分をご覧下さい
水以外で、一番はじめに書かれてある成分が、そのシャンプーの主成分です




高級アルコール系シャンプー
　高級って、高くて高貴で、とても良いっていう意味ではありませんよ！
　成分に炭素が入ってるんですが、その炭素数が１２以上のものをさします。
　化学のお勉強ですね(笑)

　　・一般的に市場に多く出回っているのがこのシャンプー　
　　・動植物油脂などから作られた海面活性剤が入っていて、刺激が強い
　　・安価で製造でき、泡立ちも香も良いため、製造側、消費側ともに使いやすい

代表的な成分
　　　　ラウリル硫酸塩
　　　　　　(肌に刺激を与える可能性がある１３８種類の表示指定成分内に入ってます)
　　　　ラウレス硫酸塩
　　　　　　(ラウリル硫酸塩を弱めた成分)




アミノ酸系シャンプー
　　アミノ酸とはタンパク質を作るための集合体　逆に、たんぱく質を砕くとアミノ酸…
　
　　・アミノ酸から作られる海面活性剤を使用
　　・洗浄力はやや弱いが、肌への刺激が低い
　　・頭皮に優しいため２度洗いしても頭皮にダメージなりにくい
　　・リンス不要のものも多い
　　・高級アルコール系シャンプーよりちょっと高価

代表的成分
　ココイル～
　コカミド～
　ココアン
(ヤシ油脂肪酸)




石けん系シャンプー

　　　・洗浄力が強いが、肌への刺激が弱い
　　　・アルカリ性なので、髪がゴワゴワしやすく、よくすすぐ必要がある
　　　・酸性リンスの使用が必須
　　　・皮脂の分泌が多い人に向いている
　　　・石けんカスが残る場合がある

代表的成分
　せっけん
　脂肪酸ナトリウム
　脂肪酸カリウム


みなさんの今お使いになってるシャンプーはいかがでしたか？
シャンプーにはどの分野のシャンプーに属しているか書いておりませんので、自分で成分を見て判断するしかありません…


美容専門学生の教科書にも書いてあったステキな成分をご紹介

Ｎ－アシルグルタミン酸ナトリウム塩は合成界面活性剤なのですが、ｐＨが5.3～6.9の弱酸性で、優れた気泡力がある。刺激が極めて弱く、アレルギー作用や光毒性もないので、ベビー用石けんや、アレルギー体質の方への洗浄剤に適している。
調べてみたら、薬局でもうられてあるミノンシャンプーに、配合されていました。 


シャンプーのなぞは結構奥深いですね…