パーマとカラーって一緒にできるものなの？

嫁のｍｉｋａです(^_^)v

いつもブログをご覧頂きありがとうございます

この時期になると、人に会う機会が多くなったり、新しく自分を変えてみようと髪型に悩み

パーマやカラーを一緒にしてみようかと考えてしまうようです…

春先にご注文が多くなるこのパーマとカラー

いまや当たり前に、一緒にできるんだよね？になってますが…

本当のところは？？

そもそも、パーマとカラー…もしくは、縮毛矯正とカラー、デジパーとカラー、ストパーとカラーって

一緒にしていいのかどうか。

今までパーマとカラーなど当たり前のようにやってきましたが、

以前は薬の知識などあまり考えずにやっていました…

お店の売り上げもあがりますしね…

口コミでアレもやってくれるコレもやってくれるってきけば、一回で簡単にやってくれるならって…

そりゃ行きますよね？

しかし、パーマカラーされた後のお客さんの反応もいまいち…

希望のカラーに染まってない…パーマがゆるんだなど…

やってるほうもたじたじ…

だんだん理論上、一緒に両方キレイにできるわけがないと

ここ最近わかってきたのです。


もし、同時にやった場合、どうなるかと言うと、

●　カラーをした後、パーマをするとパーマ液によってカラーの色味がおちてしまいます。
(黒い毛は茶色になりますが、赤や、アッシュなどの色味がなくなります)

●　パーマをした後、カラーをするとカラーを塗られた髪を何度もコーミングしてパーマをのばしてしまう。

　　それと、パーマをしてから当日はシャンプーしないで下さいねといってるのに、

　　カラー剤を洗う為にすぐシャンプーをしなければならなくなるので

　　　パーマが安定されない(もちが悪い)。


　
　これらの事を踏まえて、同時にやると言う事は技術者側にとって、「余計」な

　計算をしなければならない。１００％の完成度になりません。

よって、同時にやる事は「お客様」も「美容師」にとっても、あまり妥当とは思えません。

　でも、また日にちを変えて、どっちかをやりに行くのが億劫な方へ！

　
　気になるのは「カラー」。根元が伸びて、いわゆるプリンの状態ですね(笑)

　そんなときは、「根元」だけをカラーすれば、一件落着です。

要は、カラーの　『色味』　を考えないでほしいのです

根元が茶色になって、パーマがかかってくれれば…という感じでいらっしゃるならＯＫです！！

その時、技術者にパーマとカラーで…ってただ言うと、パーマとカラーは一緒にできないので～

なんてややこしい説明されて、わかんないよそんなの！と不快になりますから

『パーマと　根元のカラーのリタッチ』　　と言っていただければグゥです。

この方わかってるねぇとおもっちゃいます。


　しかし、残念ながら、白髪染めは白髪に　『色』　を入れなくてはなりませんから、

パーマと一緒にした場合、キレイに入る確信は本当はありません。


白髪が出始める３０代４０代の奥様の場合…自分の時間がないとおっしゃる方がほとんどなので、

パーマと白髪染めを求めていらした場合、今までの技術者は無理を承知で頑張ってきたんですね…。

電話口で『子供預けていくので、今日しかないんです…』なんていわれりゃ、協力したいですもの。

しかし、毛髪理論的には理にかなってないのが実情なのです。