キューティクルとは

明日お給料日の方多いですか？お給料日前は比較的予約がとりやすくなります

ここ最近、よく美容室で第３月曜日に休みが多くなるのは、大体売り上げが２５日のお給料日前になる、第３月曜日が比較的、売り上げが下がるからなのです

すっかり秋らしくなりましたねうかつに窓開けて寝ちゃうと、風邪ひきそうになりますから、ちゃんと戸締りして寝ましょう

さてさて、夏も終わり、髪が少しお疲れになっている頃ですね

確かに、今年はあまり晴れず、湿気が多かった為、湿気でダメージが浮き彫りになります、いわゆる髪の中がスカスカになり乾燥すると、髪が水分を欲しがり、水分で髪が伸縮し、曲がりやすくなります

やはり、一般の方でも、その異変に気づき、トリートメントに集中するお客様が増えた傾向がありました

最近、業界では、髪の表面に存在するキューティクルの親水性、疎水性という性質について注目になっています

どういうことなのかは…続きをどうぞ
 

サロンに行くと、美容師が当たり前のように、『キューティクル』というのを簡単に耳にするでしょう…

キューティクルとは髪の皮の事です。

この図は簡単に略化されてますが、業界では別名『毛小皮』と呼ばれています。
本来はもっと魚のウロコや、屋根瓦状のように、ウロコが通常５～６枚重なりあってできています。
人によっては、もっと重なる枚数が多い方もいらっしゃいまして、それで薬剤が浸透しにくい方もいます。
キューティクルの向きは同一方向で、床の方に向かって付いています。
毛先から、頭皮側にツツツーって異動すると、ガサガサ感があるはずです。
とりあえず、ウロコです

だいたい、キューティクル…つかめましたか？

さて、コチラは当店のトリートメントの資料なんですが、これは、髪を輪切りにし、キューティクルと髪の中身の一辺です。
コチラは比較的健康毛の方の輪切り断面ですね

見えますか？キューティクルにも何層もの層があることを…
この層によって硬さ、性質が異なります。

一番外側のキューティクルを、エピキューティクル
中間を、エキソキューティクル
内側をエンドキューティクル

といい、一番外側のキューティクルは、一番硬く、水をはじく性質の疎水性(親油性)の性質があります。
徐々に硬さがやわらかくなり、一番内側のエンドキューティクルは、親水性で、アルカリに溶けやすい性質があります。

では、コチラ↓↓↓

ダメージで乾燥したパサパサの断面図です。
トコロドコロ穴が空いていますね…
思ったより、そんなに穴って空かないんですね…あっこんなこと言っちゃダメか(笑)もっとスポンジのように、スカスカになってると思いましたもん(笑)
　
一番外側の穴の空きよう半端ないですが、中間や、内側の方にも少し穴あいてますよね…
つい最近まで、業界でも髪のダメージは、髪のキューティクルの内側にある、タンパク質の流失により傷んでしまうと言われていましたが、ここ最近のダメージ進行理論によると、内部が損傷する前に一番内側のキューティクル(エンドキューティクル)がもろくなり、エンドキューティクルが耐えられなくなると、一番外側のキューティクルも伴って剥がれてってしまうと言った新たなダメージ進行理論に変わってきました。

尚、パーマやカラーなどの薬剤や、市販の洗浄力の強いシャンプーなどで、髪の表面も薬品焼けを起してしまうので、なかなかキレイにエピキューティクルを保つことが困難になっております…
エピキューが壊れてしまうと、疎水性ではなくなるので、薬剤もダイレクトに吸収しますし、吸水毛になり、髪が乾きづらく、乾くとひろがる…湿気ふくみやすいといったダメージに繋がります。

美容師や巷でキューティクルっていう言葉をチマチマ使っておりますが、なんとなく分かっていただけたでしょうか…